日本・日本人 3

・日本・日本人3
 本当に日本人が素晴らしいかどうか、昔の日本人がどうだったか、調べることにしました。私の仮説は、日本人は井戸の中のカワズで、自分たちの素晴らしさを知らなかった。(現在でも、外国の人から指摘されて始めて、その良さを知るケースが多いようです。) 
 第三者の方が、客観性が有るでしょうから、来日外国人が日本人をどう見ていたか調べてみよう。

魏志倭人伝(250 〜 300)では、
 邪馬台国は何処にあったかばかりに注意が行っていますが、・・・・・・・・
 婦人の貞操観念は堅く、妬んだりしない。
 盗みをする者も少なく、訴えごとも少ない。
また、隋書倭国伝(600)
 日本人はとても物静かで、争いごとも少なく、盗みも少ない。
 性質は率直で雅風が有る。
 気候は温暖で、草木は青く、土地は肥えていて美しい。
と、述べています。
  交通の不便な時代にさえ、こういった事が、遥か遠方に伝わっています。信じられないことです。余程の差がないと、伝承もしないだろうし、わざわざ記録に留めることはないでしょう。日本では、「当たり前」のことが、多分、中国大陸では、稀有のことだったのでしょう。

  大航海時代と言って、ポルトガル、スペインが世界中を荒らし回っていた頃、日本にも来て、宣教師たちが本国に送った報告書が残っているそうで、国全体が、モラルも高く、教養があり、好奇心も強く、世界中何処を探してもこのような国は見つからない。と。
 いくらか飢饉は有ったかもしれませんが、日本では、ちゃんと食べ物はみんなに行き渡っていたように思います。 なにせ、飢餓が常態であった大陸、半島では、「ちゃんと食事しましたか?」と言う朝の挨拶が、未だに残っています。