大東亜戦争2

 更に突っ込みますと、起こりは、米国の人種差別と米国の強欲。それに便乗した共産主義者と言う処のように感じました。 白人の人種差別は、人種ではなく、根本的には、「白人とそれ以外」と言う分類のようです。白人に対しては“murder”を当てますが、それ以外には、“killer”を当てるそうです。 1945年8月15日の米国の新聞のタイトルは、獣、化物を、やっつけたような表現になっていたと、聞いたことがあります。(何処かに資料がないかと探していますが、見つかっていません。)
 ハーグ陸戦条約、規定(近代戦時国際法)では、非戦闘員である一般の民間人(市民、住民)を攻撃してはならないと有りますが、彼らにとっては、敵は、人間ではなく獣なので、いくら獣を殺戮しても、良心の呵責は、無いものと想像されます。原爆を投下しても悪びれるところがないのは、そういうマインドに発しているかも知れません。まだ読んでいませんが、リンドバーグの著作に、敗残兵に対する米兵のひどい行為の記事が有るそうです。
 それとは、別の人種差別もあるそうです。オーストラリア、ニュージランドは、英国の流刑地でした。現在の同国人の幾らかは、犯罪者の子孫で有り、強い劣等感を持っているようで、他国人に辛く当たる傾向があるようです。彼らの日本軍の戦犯に対する仕打ちには、幾分そういうマインドが含まれているようです。
 また、ヨーロッパで阻害されて米国に渡った人達は、彼らより下層の人達や、有色人種に辛く当たるようです。アイルランド系米国人による、カルフォルニアにおける、日系米国人(移民)の排除。
 第1次世界大戦後のパリ講和会議で、日本が提案した人種差別撤廃条項を葬ったのは、オーストラリアであり、米国だと言う話です。

追記
 新聞記事ではないのですが、「原爆投下決断の内幕」と言う本の中に、ルーズベルトの跡を継いだトルーマンの言葉として、「獣と戦うには相手を獣として扱わなければならない」と言ったと載っているそうです。所詮、日本人を、獣としか見ていないようです。
大統領がそう思い、新聞もそう書き、国民もそう思っていたのでしょう。