マキアヴェッリ 3

「忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと、思ってはならない。」
「報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。」
「隣国を助ける国は(隣国に)滅ぼされる。」
「謙譲の美徳をもってすれば、相手の尊大さに勝てると信ずる者は、誤りを犯すはめに陥る。」

 日本国は、外交において、ローカルルールである国内法を用いて、問題の解決を図ろうと考えてきたのではないでしょうか。彼等は、嘘でも、お涙頂戴でも、お金を巻き上げれば、それでよかったのでしょう。
 国民性を表すジョークに、溺れる人を見て、韓国人は、後先考えず、助けに飛び込む。中国人は、幾ら出す?と聞いてから、日本人は、いつまでもそのことを、恩着せがましく言うというのがあります。日本人の取るべき方策は、捨て置くか、溝にお金を捨てたと、忘れてしまうことかもしれません。