厄介な隣人16

 フェリーの沈没から一ヶ月経ちましたが、未だに韓国国内が、ゴタゴタしています。
 この件に関連して、私は、「韓国人は、泳げないのではないか」と言うことを、思い出していました。大勢の人が、船の中で、グズグズしていたのは、泳げない人が、「恐怖の余り」海に飛び込んで、逃げようという発想が、乏しかったのではないでしょうか。
 泳げる人なら、「もしかすると、助かるかもしれない。」と、賭けに出ますが・・・・・
 現在まで、確証がなかったのですが、黒田勝弘さんが同じようなことをおっしゃっていらっしゃいますので、多分、間違いなさそうです。

 韓国に赴任当時(‘88〜’92、‘88ソウル・オリンピック)、会社の従業員と一緒に、南海(ナムヘ)へ海水浴に出かけたことが有りました。色々、水を掛け合ったり、ふざけたりしていましたが、どうも相手の嫌がる仕草が尋常でなかったので、彼らは、泳げないのではないかと、気が付いて、それ以降止めましたが・・・・・・・
 考えてみますと、現在、日本に於いては、学校にプールが有るのは普通に成っていますが、昔はそうでは有りませんでした。私にとっても、小学校に入学したその年に、プールが建設されました。中学時代は、プール無し。高校時代は、2年生の時に、建設されました。と言うことを考えますと、韓国の学校にプールはないかもしれない。従って、泳げる人は少ないのではないかという考えに繋がってゆきました。国力や、汗を流すのを嫌う韓国儒教の考え方からしますと、別に、そうで有っても不思議ではないというのが私の考えです。

 事故に関連して、韓国のメディアは、色々改善しなければならないと言っていますが、私の考えでは、1000年掛かっても、先ず無理でしょう。
「厄介な隣人10」に紹介していますように、「諺」から変えてゆかないと、実現できません。「清く、正しく」と教えている日本でさえ、いい加減な人が沢山います。「セコく、ずる賢く」生きなさいと、教えている彼の国では、どなたも本気でやる訳有りません。
 駐在していた時の感じでは、「自分のことは、棚に上げて・・・・・」と言う言葉がありますが、「貴方は守りなさい。私は、別です。(自分は枠外なので、そのことに縛られません)」という方ばかりでした。
 と言うことで、幾ら良いことを言っても、誰も実行しません。乗船客を放りっぱなしにして逃げた船長が、良い例で、以前に、色々立派なことを、沢山曰わっていました。そもそも、偉そうに言うばかりのメディアの関係者自体がそうでしょう。

(追記)
 やはり、プールのないのが、本当らしい。
 中学生のネットの掲示板に、「(日本に)プールがあるのは本当にうらやましい」と言う書き込み及びそれに類した書き込みが沢山有るようです。
(追記2)
 政府の教育部(省に相当)主導により、小学校3年生に水泳教育を義務教科過程に編成しましたが、わずか12時間の教育がすべてだそうです。さらに深刻なことは、12時間の教育を受けた生徒たちにアンケート調査をした結果、10メートル以上泳げる生徒は全体の50%未満であるということです。やはり、水に飛び込む勇気は湧いてこないのではないでしょうか。