・日本・日本人6

・日本・日本人6
 韓国駐在時、会社で日本語会話学習用の韓国の週刊誌に出会いました。中でもシリーズで日本の偉人の紹介が有り、面白くて、為になり、毎週待ち遠しくて仕方有りませんでした。で、当時、数多、偉人を排出したことは、日本にとって、全く幸運だったと感ぜずには、居られませんでした。それに引替、大陸、半島は、全く気の毒。
 それまで、明治の人は立派だと思っていましたが、大きな勘違いで、明治維新を経験した人達は、全て江戸時代に生まれているのです。何かにつけて不便であったあの時代に、知識、考え方、人間性を、如何に学んだか、知らねばならないと考えるようになりました。寺小屋で、四書五経素読ぐらいは考え付きますが、それだけでは、不十分でしょう。
 最近になって、「日本外史」を、大概の武士が学んでいたというのを耳にしました。また勤労については、石田梅岩の「心学」や、二宮尊徳報徳思想が影響を与えたと言う話も耳にしました。少し話がそれますが、上杉鷹山が、現代の米国大統領の心を打っているようです。
 広く浅くではなく、幸い、数少ないが、優れた良書があって、それを徹底的に勉強したのではないでしょうか。更にそういうものを探し出し、遅まきながら、勉強したいと考えます。