マキアヴェッリ 5

 「国家にとって、厳重のうえにも厳重に警戒しなければならないことは、軽蔑されたり見くびられたりすることである。」
 北朝鮮を見よ! (彼等は武士でも、騎士でも有りませんが、)食わねど、高楊枝です。
 国家にとっての敵は、内と外の双方に存在します。国内の敵には正義と公正をもって処すれば宜しいですが、(衆愚政治と、平和ボケには、当て嵌まらないかもしれません)
 国外の敵に対しては、準備怠りない防衛力と、他国との友好関係の樹立しかない。 そして常に、良き力をもつ者は、良き友にも恵まれるものである。だそうです。

 いかなる政体をもつ国家であろうと、国家を維持していこうと望む者ならば、自国民を武装させ、自国民による軍隊をもたねばならない。国益の防衛を他人にまかせたままで、平和と繁栄を保てた国家は一つとして存在しない。昔の傭兵がそれに当たります。
 そして、一般国民は、余り気がついていませんが、現在の日本にとっては、米国が傭兵に当たります。日本人の代わりに戦ってくれることになっています。 本当に、中国と戦ってくれるでしょうか?