マキアヴェッリ 6

 「君主は、自らの権威を傷つけるおそれのある妥協は、絶対にすべきではない。たとえそれを耐えぬく自信があったとしても、この種の妥協は絶対にしてはならない。」
 最近になって、「河野談話」の経緯位が明らかになってきました。日本流に、謝って、水に流そうとしましたが、まんまと韓国の罠に嵌ってしまいました。

 なぜならほとんど常に、譲歩に譲歩を重ねるよりも、思いきって立ち向っていったほうが、たとえ失敗に終ったとしても、はるかに良い結果を生むことになるからである。もしも正面衝突を回避したい一心で譲歩策をとったとしても結局は回避などできないものだからだ。 なにしろ譲歩に譲歩を重ねたところで相手は満足するわけでもなく、それどころか相手の敵意は、あなたへの敬意を失ったことによって、より露骨になり、より多くを奪ってやろうと思うようになるのがオチなのだ。」と。

 米国との戦争も、短絡的に、「座して死すより」ということに成ったと考えますが、もっと冷静に考えて、米国を避けて、「大東亜」の大義に徹していたならば、また違う結果になっていたかもしれません。