厄介な隣人12

 2月6日(木)の毎日新聞 に依りますと、中国漁船衝突事件(9月)で日中関係が悪化していた頃を見計らって、10年秋以来、中国がロシアに対し、従来日本領と位置づけてきた北方領土の領有を承認する代わりに、沖縄県尖閣諸島を「自国領」とする中国の主張を支持するよう、水面下で打診していることが分かりました。

 1960〜70年代、国境問題などで、中国は、旧ソ連との関係が悪化していた頃、64年7月、毛沢東主席は社会党訪中団の佐々木更三衆院議員に対し、北方領土について「皆さんに返還すべきだ」と述べ、日本領との認識を明確にした。
 そして、中国国内発行の世界地図で北方四島は「ロシアが占領中」と記されていました。