趣味 蕎麦打ち9

 第四回目の試打ち。
 仕様は前回と同じ、十割蕎麦200g。道具は、42cm木鉢、水回し道具(水回し棒、竹しゃもじ)使用。
 加水量を40%〜45%に減らしましたが、捏ねる時、木鉢にベトついたり、のした時に、生地に穴が開きそうになったりしましたので、加水過多のようでした。最初、水回しの時、加水を40%にしたのですが、何かパサパサし過ぎているような気がして、追加してしまいました。なんとか最後まで持ちこたえてくれましたが、もう少し抑えたほうが良かったようでした。角出しの時も、部分的に生地がダブついてくるような感じがしました。
 水回し道具については、却って面倒に感じましたので、道具は止め、手で行いました。

 一応、何とか食べられそうなそばが打てるようになりましたので、及第点の60点はクリアできたのではないでしょうか。手際も、道具の出し入れ、掃除も入れて、45分程度で打てました。
 水回しの段階の生地の様子から、加水量の過多、過小の判断さえ付けば、間違いなく蕎麦が打てそうです。

 しかし、味の方は、十割蕎麦で有りながら、今一つで、がっかりしました。
 今回も、前回も、練習用にと、アマゾンで買い求めた一番安いそば粉だからかも知れません。よく調べてみますと、北米産に、一部国産を混ぜたそば粉でした。
 蕎麦の味にどの程度関係するのか分かりませんが、何せ、蕎麦の産地、そばを挽く前の処理方法、挽きぐるみ、一番粉、二番粉、三番粉が有ったり、ロール挽き、石臼挽き、石臼の回転数、石臼手挽きが有ったり、更に、蕎麦打ちの技量等々、パラメーターが沢山あり過ぎまして、どれが一番目に有効、どれが二番目に有効というのが分かりません。今後も試行錯誤が続きそうです。