趣味 数独1

数独
 大昔に、通勤電車の中で、「数独」をやっておられる方を見て、どんなものかと、一度は、問題集を購入しましたが、それほど暇でもなく、どれくらい時間がかかるかもわからないものを、のんびりやるほど「心の余裕」がありませんでした。

 リタイアした現在、今までは時間がなくてやれなかったものを洗い出しやってみようと考えました。その中に、「数独が」有りました。外国に行った時、彼らにとっては、随分高価だったにも拘わらず、子供達が、結構、「ニンテンドウDS」やっていましたのを思い出し、本当に「脳トレ」に役立つのかなと、購入しました。
 数多あるNDSのソフトの中で、私にとって、一番良さそうなのが「数独」で、やっと本気でやろうと考えました。「脳トレ」を謳っているソフト、数多ありますが、今更漢字を覚えたり、英単語を憶えたりするのも宜しいが、単に憶えて、記憶を呼び出すだけの単純作業は、昔の勉強の延長線で、面白くなく、これでは続かないなと思いました。それよりも、あれかな、これかなと、博打的要素の入った判断作業をする方が、ハラハラして、脳にとってもよく、私の気持ちの上でも、気分よく、更に解答できた時の達成感は、気分をハイにさせてくれます。

 ネット上に、「数独」に関する記事、ゲームが沢山ありますが、PCでやる場合、どうも使い勝手が悪い。最悪の点は、マウス−キーボードの組み合わせより、タッチペンのほうが、遥かに、素早く動作できます。また、問題集が記憶できなかったり、ゲーム途中のママ記憶できなかったり、有料であったり、色々使い難さが有ります。
 タブレット端末も指で、タッチペンのように出来ますが、操作性のソフトに関して、まだ成熟度が足りないように感じ、「コレ!!」というのがありません。

 ニンテンドウDSのプログラムの中にも、結構、沢山「数独」のプログラムが有りますが、数独決定版(ニコリ)が、私にとっては、最も使い易いものです。問題は、400題×3人分です。「かんたん」「ふつう」「むつかしい」「超難問」と、問題が準備されていますので、初心者も入りやすくなっています。難易度と解答に要した時間から熟達のレベルを検定する10段階の検定問題も有ります。
 毎日やるわけではなく、気分転換を図りたい時や、待ち時間のある時(病院、理髪店)持参して、時間を潰しています。その間、待ち時間に対するストレスは、皆無です。私の場合、全問正解、最高レベル到達には、およそ1年掛かりました。今まで、全問4回達成と、現在、トライ中のものが、およそ達成率90%です。ということで、飽きずに、凡そ5年利用させて頂いております

 出来栄えは、ある程度、定石を修得すれば、後は、頭の回転速度が速いか、遅いか、になります。数独決定版には、難易度と解答時間を勘案したレベルを、☆印で、示されるようになっています。一問一問の出来栄えがわかると同時に、全問正解時、およそ一年間のトータルでも、表してくれます。現在、まだ得点が右肩上がりなので、安心しています。その内、頭打ちになって、下降し始めると思いますが、これに依って、脳の働きの何かの指標になるでしょう。
 「数独」をやり始めた時、先ず感じましたことは、頭に血が上り、カッカ、カッカしたことです。これは、抗認知症に役立つとの直感です。

問題のおよその難易度は、
  ① 9個の枡の中に、1字も数字が入っていないものが有る場合。(1ブロック空枡)
  ② 最初に与えられている数字の1〜9のうち、どれかが欠けている場合。
  ③ 最初に与えられている数字の数。
 初期の頃、購入した「段位認定ナンプレ」と言う問題集で、10段が、26〜27個。
 使用中の「数独決定版」の「超難問」レベルで、24個。
 今回購入した篠原菊紀氏監修の「超難問ナンプレ秀作145」、「超難問ナンプレ名品145」は、22個。

 通常、数字を仮置きするまでもなく、1〜数ヶ所、空枡を埋めることが出来ましたが、今回購入の「超難問ナンプレ」は、1ブロック空枡の上に、そのままでは、1字も空枡を埋めることが出来ないと言う問題が多く、可成り手強い問題です。どうも、今までとは違う入り方をしなければならないようです。さて、一冊上げるには、何ヶ月掛かるでしょうか?