子育て10 くの字、Sの字体操

  TVで徳島大学の荒木先生が「くの字、Sの字体操」を勧めておられて、それを、採用した小学校では、その程度のことで向上するとは、ちょっと信じられないのですが、いわゆる体力テストの運動能力が向上したと言う結果が出ているそうです。
 確かに、運動神経の鈍い子供には、「くの字」、「Sの字」を描くことさえ、難しいようです。

 いわゆる不器用な子を、バカにするのではなしに、また、放りっぱなしにしないで、色々トライアルをさせ、一つ一つこなしてゆくようにすれば、いろんな方面にも器用さが出て来るのではないのでしょうか。 やはり、親が、面白がって、色々なものに挑戦するように仕向けて行くのが一番かと考えます。

 これは、脳科学的には、ミラー・ニューロンの力を借りて、「くの字」「Sの字」が出来る運動神経系と、腰周りの関節の柔軟性とのコーディネーションが大切なようです。