趣味 蕎麦打ち16

 随分、失敗を重ね、そのお陰で、焦点が大分絞れてきたように感じます。
 水回しの水の量は、220〜230cc/500g位(44〜46%)というのが分かってきましたが、水回しの状態を見て、多い少ないの判断が出来るのは、まだ、まだ先のようです。

 そして、水が少な過ぎますと、延ばしている時に、生地の縁の方の延びが悪く、破れてきたりしますし、また硬いので、延びが悪く、所定の厚みにまで延ばすのに時間が掛かります。
 うまく行った時は、も少し柔らか目で、粘りも有り、よく延びてくれ、破れたりはしません。すなわち、水の量が適切ですと、練りも、延ばしも、何もかもが、非常に、スムースに運んでくれます。

 巷では、「打ち粉」への言及は、余り有りませんが、上手く使わないと、棒にくっついてしまって、せっかく延ばしたものが、見るも無残な状態になって、前に進めません。また、切った時に、生地の折り曲げたところが、くっついてしまいますので、食べる時、分厚くなってしまいます。

 誰にも教わらず(本当は、YouTubeに教わりました)に、ここまで、来られたのは、近くの老舗のそば粉屋さんから、原料を手に入れることができることに負っているものと考えています。百年以上続いているということは、信頼を勝ち得て、恐らく品質も安定しているものと推測します。そして、パラメータが、余り変化しないように、同じ産地のそば粉ばかりを使うようにしています。 

 ところで、未だに、丸く延ばすことが出来ませんので、今後そちらの方の腕を上げたいと考えています。丸く延ばすことが出来ませんと、次の工程で、四角くすることも出来ません。恐らく味には関係ないだろうと、後回しにしてきました。